小さな勇気と行動力「AED研修」

小さな勇気と行動力で命を救う

最近「AED」を目にすることが増えたように感じませんか?
エスケイワードがお世話になっているビルのエントランスホールにも、いつの間にか「AED」が設置されていました。

本日はビル全体の避難訓練が実施され、プログラムには「AED研修」が組み込まれていました。

会場には講師の方が人体模型とAEDを持っていらっしゃいました。

お話しによると、心臓疾患による突然死が年間6万人もいらっしゃるそうです。
救命処置が5分遅れると、死亡率は50%も高くなり救護は時間との闘い。

救急車が到着するまでの平均時間が約8分。。そうなると80%に。。。
それまでに自分達で出来る限りの蘇生を行うことが命を繋ぎとめるためにはとても重要だと教えていただきました。

万が一オフィスで誰かが倒れたら?!

先ずは倒れた人の反応を確認!
・声をかけたり、叩いたりして意識があるか
・通常の呼吸をしているか(10秒間確認がべスト)
呼吸をしていなかったら?!
・心肺蘇生法をひたすら実施!

今回は実際に人体模型を使ってシュミレーションを行っていただきました。
↑  写真:セキュリティーセミナーでお馴染みの土本がご指名をうけ挑戦中!)

AED使用時、使用後などひたすら心肺蘇生法を続けることが大切です!
それには1分間に100回以上のテンポでプッシュしなくてはなりません。
早さが分からない時は「もしもしカメよ~カメさんよ~」のテンポが良いとのこと。
かなりの体力が必要なため協力して交代でプッシュを続けます。
交代する時も「1・2・3」とテンポと呼吸を合わせることを忘れないように。

反応確認と同時にやるべき事は
AEDを1階まで取りに走る人
救急車を電話で呼び、救急隊員をオフィスまで誘導する人
この時も周囲の協力体制が重要となってきます。

初めてAEDの実機を拝見。

とてもシンプルでコンパクト。

  1. 誰でも分かるようにデザインされている電源マークをON!
    使用手順の音声とモニター表示のNAVIが始まります。(高機能で驚きました。)
  2. AED内に内蔵されている電極パッドをモニターイメージを確認しながら胸部に添付。
  3. 添付したパッドが状態を解析しAEDから音声とモニターのイラストを使って指示が出されます。
  4. 「電気ショックが必要です」と指示されたら患者から離れてショックボタンをON!
    かなりの衝撃です!人体模型がピョーンと飛び上がり会場中で「オオ!」とどよめきが!

講師の方のお話しで特に印象に残ったのはAEDは心肺停止の場合のみ電気ショック機能が使用できる設計なので、故意に電気ショックを使用することは出来ず、いじめ等の道具には成りえないということ。

どこかで人が倒れたら、何もできなくても良いから駆け寄ること。
それを見た人が手を貸し、更にそこから救助の輪がうまれる。
小さな勇気と行動力が人の命と人生を救える。

一番はAEDを使うことなく、皆様が健康でいられることですね。
暑い日が続きますが、皆様お体ご自愛ください。

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