名古屋で「デザイン経営」を学び考える

なぜ今「デザイン経営」?

開催にあたり、当初の定員を上回るエントリーをいただき、急遽席を追加するなど、多くの皆様にご参加いただきありがとうございました!

「デザイン経営」を実践することで、 企業のブランド価値が生まれ、イノベーションを実現する力がアップし、企業の競争力向上につながる。

といわれていますが...

分かっているようで、大事な何かが抜け落ちていて、しっかりと掴み取れていない感覚....実際何から手をつければ良いのか?と戸惑っていらっしゃる経営陣の方々、特に名古屋は「デザイン経営」に触れる機会がまだまだ少ないように感じています。

そこで、ILY,株式会社 代表取締役 辻原 咲紀様を講師に迎え、当社のASOVIVAにて、「デザイン経営の実践に向けて ーブランド向上と新規事業開発による競争力獲得へー」を開催致しました。

「DESIGN」と「design」?!

そもそも「デザイン」とは?

海外ではよくもちいられる手法「DESIGN」と「design」について。

「DESIGN」とは設計を、そして「design」とは意匠(見た目のデザイン)を意味し、日本人がイメージする「デザイン」とはクリエイターに偏っている傾向があるようです。

そもそも「デザイン」とは 「人の認知を前提とした情報設計と表現技術」 であり、一般的にイメージする「見た目をクリエイトする」だけがデザインではない。と「デザイン」という言葉のもつ定義の広さと深さを考えることから講座がスタートしました。

デザイン経営とは人間中心経営

今回の格となる「ヒューマンセンタードマネジメント」への変遷の説明がありました。

2008年のiPhone登場以来、モノ中心から人間中心デザインへと画期的な変化が見られた。

例えば、日本の家電のリモコンは分かりづらい。。
それはファクトリーベースの生産ベースだから起こっている問題。

キンドルファイヤーのリモコンはボタンが少なく分かり易い。
これは人間中心に考えられている結果。

時代背景からみても20世紀型と21世紀型経営では第二次産業から第三次産業(サービス)へと移行している。

それは「モノの時代」から「コトの時代」への変化をあらわす。

それに伴い経営三大要素も人・モノ・金に情報がプラスされた。

プラスされた「情報」とは「データ」と「知恵」であり、「知恵」は人間が生みだすもの。

ならば「知恵」を生み出す「人」は重要な経営資源である。と位置づけられた。

具体例を交え、デザイン経営とはヒューマンセンタードマネージメントであり、人間中心経営の重要性について考える時間となりました。

人はシステムの生き物である

人はマインド、ルール、環境によって好循環と悪循環を選んでいる。
「好循環」と「悪循環」システムへ「デザイン経営がもたらす影響」をワークショップで 体感しました。

デザイン経営を軸に、会社に好循環をもたらす方法

企業を好循環に向かわせるために必要である、多くの要素と関係性について更に深堀タイムがあり、デザイン経営について、しっかりとキャッチできる貴重な時間となりました。

・ブランディングとイノベーション、企業競争力向上の関係性とは

・イノベーションを生む好循環とは

・ブランドコアとは

・ミッション/ビジョン/バリューと人を動かすコミュニケーションとは

・インナーブランディングの重要性 

全ての要素は単体では機能しないので、インナーブランディング、アウターブランディング、イノベーションなど、次の導線までつなげてあげることが大切とのことでした。

名古屋をデザイン経営で盛り上げていきましょう

受講者の皆様から好評の声を多くいただき、デザイン経営について名古屋のASOVIVAで役立つイベントを開催できればと計画しております。

良い未来に向かってまっすぐ進む、良い会社、良い社会をデザインすることを目指して!

お楽しみにお待ちください。

受講者の皆様、 講師の辻原 咲紀様、ありがとうございました!

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