シアトル・シリコンバレー視察でキャッチ!名古屋市ミッション報告会

名古屋でイノベーションを生み出すために

世界を席巻するGAFA(Google/Apple/Facebook/Amazon)を始め、最先端企業が集中するシアトルとシリコンバレーを視察する、名古屋市主催ミッションツアーに社長の加藤が参加致しました。ネットで情報が簡単に収集できる今だからこそ、自身の目で見、肌で感じることの大切さを伝えている加藤と、共に渡米された名古屋でご活躍の皆様により、パネルディスカッション形式で報告会が開催されました。

太っ腹!シアトルのエコシステム

全米で大卒比率第1位、過去8年で人口約20%増加、経済成長率はカリフォルニアを抜き西海岸トップと勢いの止まらないシアトル。

航空機産業など製造業中心からナレッジ産業中心へと変化を遂げるシアトルには、400社のゲーム関連企業が集積し、「AI」「機械学習」「自然言語処理」を対象とした企業は166社、大手企業のAmazonとMicrosoftだけでも約5万人のAI・クラウドエンジニアを抱えている。

ここまで大きく成長した要因とは何だったのだろうか?

最近よく耳にするキーワード「エコシステム」

【ecosystem】業界や製品がお互いに連携することで大きな収益構造を構成するさまが表現される

シアトルの「エコシステム」の特徴は?

スタートアップ企業と大企業の連携が半端ない

・研究開発人材や様々な情報など大企業のリソースを、スタートアップ企業に無償で提供

・大企業が保有するスペースを、多数のスタートアップ企業へ、イノベーション創出の場として無償で提供

産学官連携が半端ない

・ワシントン大学生をインターンとして雇用、研究者を契約社員として採用

・コワーキングスペース兼プラットフォーマーとしてインキュベーターが機能し、大学教授、企業、専門家、政府関係者など様々な人が集まる環境を提供

・政府や大企業がホスト役としてサポート体制をとり、多方面から支援を行う

シアトル・シリコンバレーでは、同レベルの知見や技術をはるかにスケールさせる人材、アクセラレータ、デザインファーム、アカデミアとの密な連携、そしてノウハウの部分がエコシステムに集積され、それらの掛け算によって大きなスタートアップ企業や世界を先駆ける企業が生まれている。

ミッション参加への想い

ミッションへの参加動機は様々あり、しかしどれも興味深く、イノベーション創出には不可欠なポイント。パネラーの皆様の想いと言葉に会場が集中しました。

「新しい事業を立ち上げ、大きな社会課題に取組みたい!」

「どういったTechが社会を変えているのか?」

「産学官連携はどのように実現できるのか?」

「スタートアップへの投資はどのように行われているのか?」

「文教地区としての名古屋が産業の拠点となりうるのだろうか?」

などがあげられた中、加藤からは「デザイン×テクノロジー×多言語で企業行政コミュニケーション支援を提供するエスケイワードとして、3年前から名古屋市の取組みである、NAGOYA Hackathon、NAGOYA BOOST 10000に関わらせていただいています。そこから今回のご提案を伺い、実際のスタートアップ、アクセラレーター、インキュベーターの話を実際に聞き、自分自身に判断基準の軸を築いていきたい。」と、次なる成長の進路を見極めるべく想いが告げられました。

フラッと気軽に起業!?

アメリカのスタートアップ企業とのディスカッションを実現したパネラーの皆様より、多くの知見と発見をいただきました。

名古屋でも実現できるのでは?とワクワクするようなお話も?!

「ビジネスモデルや技術がものすごいものかと思ったら意外とそうでもなく、実際『そんな課題で起業しちゃう?』と驚かれたスタートアップの事例が多く、畑で石を拾う機械を作るために起業し、13億円を集めた60歳過ぎの起業家もいるということに驚きました」など、起業に対するプレッシャーが日本とは違う印象を受けました。

「日本とは何が違うのか?」

「失敗を賞賛するカルチャーがある」

起業に対する文化、スタンスが圧倒的に違い、起業に対する抵抗が少なく、もし失敗したとしても社会的に次のチャンスがありセーフティネットがしっかりしている。

「スピード感がまるで違う」

日本企業の体質として、決裁に膨大な時間が掛かる。その間にスタートアップ起業は他の企業と契約を交わしてしまい、契約時点で既に後れを取っている。

プロジェクトの推進も特徴的で、約3ヵ月でアイデアからプロトタイプの制作、検証を行い成果を出していく、まずはやってみる!という姿勢の「Pizza team」の存在がスピード感をあげている。

Try & Error を繰り返し、失敗を許容し、裁量を与えていくからこそスピード感が生まれている。

 

今後エスケイワードが起こすアクションは

今後は名古屋のデザインファームを目指していきます。

デザイン思考でビジネスを新しく作っていくという企業があることに感銘をうけました。デザインファームの存在は新しいアイデアから一緒に関わる、更にもっと上のレイヤーである経営戦略からデザイン思考で関わっていくなど、かなり密着した関係性を築くことが大切です。地元密着、名古屋密着でその役割を果たせる機能を持ちたいという強い想いがあります。

また、「場所」はとても大切で、リアルな出会いを演出し、ピッチイベントやプレゼンテーションなどで刺激を与えあい、切磋琢磨する「場」が非常に重要だと感じました。

エスケイワードで立ち上げた共創スペース「ASOVIVA」で、様々な業界の交流と人との出会いの積み重ねから化学反応を起こし、名古屋を盛り上げていきたいと思います。

皆様今後とも宜しくお願い致します。

【前回の記事】何故今「デザイン経営」なのか? そもそも「デザイン経営」とは? 分かっているようで曖昧模糊?!

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